衣替えの際、冬物コートやダウンジャケットはきれいにしてからしまっていますか?春にまとめてクリーニングに出す方や、自宅で洗濯する方…さまざまだと思いますが、あまり着ていないものはそのままにしてしまうという方もいるのではないでしょうか。
しかし、ついてから時間の経った汚れは、しみやニオイの原因になります。全体的にベッタリした印象になってしまうこともあるでしょう。また、収納時にとなりあっていた服に汚れが移り、それが生地の傷みや虫食いの原因になることも。
次のシーズンに再びきれいな状態で着るためにも、たとえ1回だけしか着ていないものでもきれいにしてから収納しましょう。
冬物コートの特徴
冬物コートでよく使われる素材は、ウールなどの動物の毛、ポリエステル、メルトンなどです。それぞれ、どのような特徴があるのでしょうか。
ウール | 羊の毛を使っており、暖かくて保湿性が高く、シワになりにくいという利点があります。ピーコートやダッフルコートに多く使われる素材です。 縮みやすく、アイロンをかけるとテカってしまい、日光に長時間当てられると変色してしまうという欠点があるため、自宅での洗濯には不向きです。 |
ポリエステル | ポリエステルは合成繊維です。丈夫でシワになりにくく、軽いという特徴があります。 冬物コートだけでなく、ワイシャツやジャケットなどさまざまな衣服に使用されています。毛玉ができやすいのが欠点です。 |
メルトン | 厚地のフェルトのような質感の生地で、保湿性があって暖かく、こちらもピーコートやダッフルコートに多く使用されています。 繊維の密度が高いため、質の良いメルトンのコートにはある程度重量があるのが特徴です。 |
冬物コートのクリーニング料金、相場は?
クリーニング料金は、一般的には「丈の長さ」で決まります。
世田谷区・三軒茶屋の宅配クリーニングサービス「山崎ドライクリーナー」での料金設定は以下のようになっています。
- ショート丈(ヒップまで):1,500円
- ヒザ丈:3,000円
- ロング丈(足首まで):3,000円
※詳細は下記よりご確認ください。
料金一覧/山崎ドライクリーニング
ダウンジャケットの特徴
軽くて暖かいため、ついかなりの頻度で選んでしまうダウンジャケット。生地にはナイロンやポリエステル、レーヨンなどがよく使われています。
ナイロン | 非常に強く軽いのが特徴の合成繊維です。カビや虫にも強く、縫合はもちろん、撥水加工や防水加工などもしやすい素材です。吸湿性がなく高温に弱い、静電気が発生しやすいなどの欠点があります。 |
レーヨン | レーヨンは、吸湿性が高く、肌への触り心地が良いのが特徴です。一方で、シワになりやすく、摩耗しやすいという欠点があります。 |
ダウンジャケットのクリーニング料金、期間は?
クリーニング料金は、大抵の場合コートと同様に丈の長さで決まります。
山崎ドライクリーナーでは以下の料金設定となっています。
- ベスト:2,000円
- ショート~ヒザ丈:2,500円
- ロング丈(足首まで):3,000円
※詳細は下記よりご確認ください。
料金一覧/山崎ドライクリーニング
冬物コート・ダウンジャケットのしみ抜き
しみは、大きさや個数、状態などによって料金が変わります。
山崎ドライクリーナーでは、通常のクリーニング料金に加えて以下の料金でしみ抜きに対応しています。
- 3cm角:300円~
- 5cm角:500円~
- 10cm角:900円~
しみは、時間が経つと落ちにくくなります。場合によってはしみ抜き料金も上がるため、気づいた段階で早めに対処しましょう。
最後に
コートやダウンジャケットは一見きれいに見えても、皮脂やしみ、ほこりなどで汚れています。1回しか着ていないようなものでも、特に襟や袖口などは汚れやすいのです。次のシーズンに再びきれいな状態で着るためにも、たとえ1回だけしか着ていないものでもきれいにしてから収納しましょう。
春がきて、衣替えのタイミングでまとめてクリーニングに出すのが簡単でおすすめですが、冬に何着かのコートやダウンジャケットを着まわしているという方は、クリーニング店の店頭まで運ぶのも大変かと思います。そんなときは、宅配クリーニングを使ってみるのも良いでしょう。この記事が参考になれば幸いです。